【レビュー】『NO RULES 世界一「自由」な会社NETFLIX』

私もNETFLIXのヘビーユーザーです。2020年遅ればせながら韓国ドラマにハマり、毎日何かしら見ています。

NETFLIXは、もともと存在するドラマや映画を配信するだけでなく、『ストレンジャー・シングス』『イカロス』などのオリジナル作品も多いです。しかもクオリティがめちゃくちゃ高い。

話題の韓国ドラマ、『愛の不時着』『梨泰院クラス』もNETFLIXオリジナル作品。

映画並みのお金と時間をかけてそうなクオリティ、しかもすごい勢いでどんどん追加されていくスピード感がすごいなあ、と思っていました。そんな時に、この本が話題になっているということを知り、読んでみました。

NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX (日本経済新聞出版)

NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX (日本経済新聞出版)

リード・ヘイスティングス, エリン・メイヤー
2,178円(10/21 01:15時点)
発売日: 2020/10/22
Amazonの情報を掲載しています
目次

「自由と責任」

NETFLIXのカルチャーを一言で表すと「自由と責任」。

2つのことを行い、1つのことをやらない。これに尽きます。

NETFLIXの「自由と責任」カルチャーの道標

能力密度を高める
率直さを高める
コントロールを減らす

能力密度を高める

最高の職場を作るためには、最高の同僚を集めること。NETFLIXは徹底しています。

上司にあたる社員には、常に次のようなKeeper Testを行うように言います。

Keeper Test

チームのメンバーが明日退社すると言ってきたら、 あなたは慰留するだろうか。 それとも少しほっとした気分で退社を受け入れるだろうか。 後者ならば、いますぐ退職金を与え、 本気で慰留するようなスタープレーヤーを探そう。

並の働きしかしない者には、十分な退職金を。その代わり、能力のある社員には、相場から考えうる最高の報酬を与えます。

率直さを高める

NETFLIXでは、上司や部下、役員など立場に関係なく、お互いにフィードバックを行う文化が根付いています。

かつて、創設者のリードが誤った判断をしてひどい失敗をしたことがありました。その時、会議に参加していた人たちの中には、「これは絶対失敗する」と思っていた人や、「うまくいかない気がするけど、リードの判断はこれまで間違ってないから、きっとうまくいくんだろう」と考えて反対意見を言わなかったそうです。この時のことをすごく反省したリードは、それからさらに、立場に関係なく自由に率直になんでも言えることを重要視しているとのことです。

ネットフリックスでは、同僚と違う意見があるとき、あるいは誰かに役立ちそうなフィードバックがあるときに口にしないことは、会社への背信行為とみなされる。会社の役に立てるのに、そうしないことを選択しているのだから。

第2章 本音を語る

そして、フィードバックを行うときに大事なことを以下の「4A」として掲げています。

フィードバックのガイドライン「4A」
  • 相手を助けようという気持ちで(AIM TO ASSIST)
  • 行動変化を促す(ACTIONABLE)
  • 感謝する(APPRECIATE)
  • 取捨選択(ACCEPT OR DISCARD)

グローバル企業となったNETFLIXは、日本など、相手にはっきりとフィードバックを行うことをためらい、曖昧な表現を好む文化もあるということは理解していて、そのような文化の国では、アメリカ流を押し付けるのではなく、早い段階から慣れてもらうために公式にフィードバックをする機会を最初から頻繁に行うようにしているそうです。

コントロールを減らす

また、休暇や経費などの規定は一切なし。仕事できちんと成果を出しさえすれば、休暇はいつどれだけ取っても良い。上司が率先して休みを取ること文化ができているそうです。

完全なる実力主義。

でも、それを承知で入社しているのだから、成果を出せば良い。

自分の責任で自分の思うように仕事を進め、成果をあげることができれば、とてもやりがいがあるのだと思います。

厳しい世界ですが、そこで得られる達成感はものすごく大きいだろうなあと思いました。

普段見ているNETFLIXの裏側にこのようなカルチャーがあるということを知ることができて、とても面白かったです。

以前レビューした『ハマりたがる脳』でも、Netflixのリコメンド機能について取り上げられていました。

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる