我が家には、もと保護猫が2匹います。どちらも保護猫の里親さん探しの団体さんから譲っていただきました。
4年前に最初の1匹、そして去年2匹目。
4年前に最初の子を譲ってもらうまで、猫を飼ったことなくて、猫を飼いたいなと思ったときも普通にペットショップを考えていました。
ですが、いろいろ調べているうちに、野良猫を保護したり、動物愛護センターから引き出したりして里親さんを探す団体があるということを知りました。
そんな経験から今回は、保護猫についてよくわかる本を3冊ご紹介します。
保護猫とは?
「保護猫」とは、その名の通り「保護された猫」ということです。保護された理由には、捨てられた、迷子になった、多頭飼育崩壊などがあります。自分で捨て猫を拾うこともあるでしょうし、野良猫を捕獲して新しい飼い主を探す団体もたくさんあります。
私も、そんな里親探しの団体にネット上でコンタクトを取り、預かりボランティアさんのおうちに実際に会いに行きました。ボランティアさんにも大丈夫そうと思ってもらえたら、自分たちの家に連れてきてもらってトライアル開始。しばらく一緒に暮らしてみて問題がなければ正式に譲渡、という流れでした。
他にも、譲渡会というイベントや、猫カフェのような形で飼い主さんと繋がる場所もあります。どんな形であれ、捨てられたり迷子になったりしてつらい経験をしたことのある猫たちに、二度と同じような思いをさせないように、しっかりとした手続きを決めている団体が多いようです。
『保護ねこのきもち』
雑誌『ねこのきもち』の保護猫特集。保護猫って何?というところから、どんな活動をしている団体があるのか、実際に保護猫を飼っている人たちの生活、飼わなくても保護猫たちのためにできること、など、かわいい写真とともに、基本的なことを知ることができます。
『それでも命を買いますか?』杉本彩
保護猫のことを調べている中で、杉本彩さんが保護猫の活動をされていて、実際に保護猫をたくさん飼っているということを知りました。本も出されていたので読んでみました。
杉本さんはとくに、動物をペットショップで買うことに反対をしています。人気があるのは子犬や子猫の間だけ。実際ペットショップでは1歳をすぎた犬や猫を見ることはほとんどありません。全員がそれまでにおうちが決まるとは思えない、ということは売れなかった子たちはどこに・・・??
これまで考えたことがなかった、ペットショップの闇について知ることができました。やっぱり私はペットショップで買うのではなく、保護猫を飼おう、と決意した本です。
続編もあります。
『空前絶後の保護猫ライフ!』サンシャイン池崎
最近テレビでサンシャイン池崎さんが保護猫を2匹飼っている、というのを見て、買った本です。
ボランティアさんのお家で候補の猫と初めてご対面したときのこと。
おいおいおいおいなんだこれはーーーー!!!
『空前絶後の保護猫ライフ!』サンシャイン池崎
かわいすぎるじゃねーか!!!!!
池崎さんはたぶん基本テンションめっちゃ低い人なんだと思いますが、猫のかわいさにときどき急に興奮するところが素敵です。
池崎さんの愛猫、風神・雷神への愛が溢れています。車検の待ち時間にディーラーで読んでいたのですが、本気で泣きそうになりました。「あとがきにかえて」という風神・雷神へのお手紙は感動です。保護猫に少しでも興味がある人にはぜひ読んでもらいたいです。
ふうちゃん、らいちゃん、めっちゃかわいい!!
まとめ
私が保護猫を飼おうと思った時に読んでいた本、また、これから飼おうかなと思う人に読んでもらいたい本をご紹介しました。
うちで飼っている猫も、最初の子は人馴れしていたので家で飼われていたんだろう、と預かりボランティアさんに言われました。動物を捨てることは犯罪です。飼い猫の寿命は10年、それに対して野良猫は3−5年と言われています。雨風にさらされて食べ物の確保も大変、それに車にひかれるリスクもあります。それだけ外での生活は厳しく危険が伴うのです。
最近、メンタリストDaiGoさんや坂上忍さんなど、保護猫を飼っているタレントさんも増えてきているように思います。みんながもっとこの問題に興味を持ってくれること、そして、これから先保護される動物が減っていくことを願っています。
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