1冊に何でもまとめるノート術(紙のノートに戻りました)

紙のノートと、デジタルのノート。私はこの2つを定期的に行ったりきたりしています。

それぞれに長所と短所があり、どちらかを使っているとその短所が気になって、もう一方に変更する、というサイクルを半年ごとくらいで繰り返しています。

ただやっぱり私は紙のノート1冊に何でもどんどん書いていくやり方が好きです。

今回はそんな私のノートへの熱い思いを語ろうと思います。

ノートを紙にしようかデジタルにしようか悩んでいる人、とにかくノート好き!な人に読んでもらいたい記事です。

目次

文房具マニア

昔から文房具が好きで、特に使う用途がなくてもいいなと思ったノートを見つけると思わず買ってしまったり、新しいボールペンが発売されたらとりあえず買ってみたりしてしまいます。

今も出番を待つノートのストックが大量にあります。

丸善の文房具コーナーやロフト大好き。用事がなくても行くし、何時間でも過ごせます。

そんな私ですが、ペーパーレスな気分の時はデジタルノートも使っています。紙とデジタル、それぞれの長所と短所を挙げてみたいと思います。

デジタルノートの長所と短所

デジタルノートの長所

デジタルのいいところは、どんなに昔に書いたノートでも何冊でも持ち歩けること、検索機能ですぐに見たいノートを探すことができるところ、だと思います。

私はしばらく前からEvernoteを有料会員で使っています。気になったサイトや、あとで読むかもしれないサイト、紙の書類も写真にとって保存したり、学会でのメモなど、とりあえずここに入れておけば、必要なときに検索ですぐに呼び出せます。

ただ最近Evernoteの動きが重いことが気になってきて、Scrapboxや、iPadでの手書き用としてGoodNotesを使ったりしています。

デジタルノートの短所

昔書いたページをペラペラめくって見るようなことはやりづらいです。検索できないようなうろ覚えの内容で、このくらいの時期に確か書いたんだよなあというような時は、ノートをパラパラめくった方が早いかもしれません。あと、個人面談など、人と1対1で話すような時は、iPadやPCは出しにくい雰囲気が私にはまだあります。

紙のノートの長所と短所

紙のノートの長所

取り出して書き出すまでが素早くできる。充電やネットワーク環境を心配しなくて良い。ノートを選ぶのが楽しい。

紙のノートの短所

外出先で昔のノートに書いたことを見たいと思ってもできない。検索がしにくい。カバンが少し重くなる(iPadよりは軽いけど)。筆記用具もいろいろ持ち歩きたくなってさらにカバンが重くなる。

1冊ノート術

そんなわけで、デジタルも紙も、それぞれいいところがあるのですが、最近久しぶりに私の中で紙のノートブームが来ています。

私は昔から、奥野宣之さんの『情報は1冊のノートにまとめなさい』のノート術を実行しています。

この本はベストセラーになったので、皆さんも知っているかと思いますが、仕事もプライベートも勉強も、分類は一切せず、すべての情報をとにかく1冊のノートに時系列でどんどん書いていく、というノート術です。

1冊のノートにすべての情報を順番に書いていくことで、

  • 悩むことなく自由に書いたり貼ったりできる
  • ここを見れば必ずあるという安心感
  • 一見関係ないメモからアイデアが生まれる可能性

などといったメリットがあると奥野さんは言っています。

私もこのノート術を6年以上続けていて、上記のメリットを実感しています。過去のノートを見返すことはあまりありませんが、捨てられなくて置いてあります。

書く内容は特に決めてはいなくて、読書記録や、勉強した内容についてが多いです。自作のスケジュール表をプリントして貼って手帳のように使った時期もありました。

奥野さんは、紙のノートの検索性でのデメリットを補完するために、書いた内容をエクセルで1行ずつ記録していくという方法をおすすめしています。私も最初の頃やっていましたが、結局それで検察することはなかったので、今はやっていません。

ときどきデジタルに移行したり、手帳を使ったりする時期もありますが、しばらくするとやっぱり紙のノートに戻ってきます。そしてこの奥野方式で1冊に何でも書いていく、というやり方が私には一番合っているなと感じています。

私のノートの選び方

ノートを選ぶのも大好きです。

ノートを選ぶポイントは、

  1. A5サイズ
  2. 方眼ノート
  3. 綴じノート

です。

A5サイズのノート

サイズは、A5が小さすぎず大きすぎずでベストです。A6は小さすぎ。B5だと大きすぎ。

ただ、カ・クリエというA4の1/3サイズのノートも使いやすいし、今はコト録ノートというA5よりもちょっとだけ小さいC5サイズのノートも使っています。

方眼ノート(薄い黒、点線も良い)

中身は方眼罫一択です。私は字が大きいので横罫だと絶対線の間に収まらない。学生の頃から、3行分に2行書いていました。なので、文字を書く時に線を気にしなくていい方眼罫が好きです。

方眼の線は薄い黒かグレーが好き。青いのとか、濃すぎる黒は線の主張が強すぎて苦手です。方眼罫が点線になっているのもいい。目盛りの大きさはそんなに気にしません。枠に合わせて字を書くわけではないので。コクヨの大人キャンパスの方眼が一番好きです。

紙の色は真っ白よりちょっとだけクリーム色が好きです。ロルバーンは表紙が可愛いので買ってしまいますが、紙が黄色すぎる。

綴じノート(できれば180度開いて欲しい)

リングノートは半分に折り返すとコンパクトになって机の上で場所を取らない、というメリットはありますが、どうしても気になるのがリングが手に当たって書きにくい問題。最近は、真ん中の部分にリングがないタイプのものや、ソフトリングタイプもありますが、私は綴じノートが好きです。そしてできれば手で押さえなくても180度開くもの。ほぼ日手帳を最初に買った時にその便利さに感動しました。自然にパタンと開くものがいいですね。

まとめ

ノート好きな私のノートの書き方、選び方について書きました。

これからもデジタルノートに流れる時期もあるとは思いますが、私が紙のノートを使わなくなることはないような気がします。次々と新しいノートが出てくると思うので、そちらのチェックも楽しみながらノートとの付き合いを続けていきたいと思います。

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