2021年2回の英検準1級1次試験に一発合格するまでに私が行った勉強法について書こうと思います。
まず最初に、2021年10月に英検準1級を初めて受験した時の私の英語力についてです。
英語の論文は必要に迫られて毎日のように読んでいます。リスニングとしては、バイリンガルニュースというポッドキャストが好きで、職場への行き帰りに車の中でよく聞いています。書くことに関しては、ほとんどやっていませんが、一度だけ英語で症例報告という短い論文を書いたことはあります。仕事では、英語で話す機会はほとんどありません。数年前にオンライン英会話(レアジョブ)を1年ほどやっていたくらいです。
なので、四技能で言うと、リーディング>リスニング>>ライティング>>スピーキングといった感じです。
これまでに取得した英語資格
英検は中学生の時に3級を取っただけです。学校で案内されて、面接試験も自分の学校で受けたのであまり緊張もしなかった気がします。
その後、社会人になってからときどきTOEICを受けています。2012年が640点、2019年12月が765点、2020年11月835点と、少しずつ点数を伸ばしてきているところです。
次はTOEICで900点台目指して頑張ろうか、それとも英検準1級を目指すか、でしばらく迷走していたのですが、今回中学1年の息子が学校で勧められて英検4級を受けることになり、それなら私も、と思って準1級を受けることにしました。
英検準1級1次試験対策
実は、英検準1級は2年くらい前にも受けようかと考えたことがあって、パス単を買って3周くらい読んでいました。でも今回久しぶりにパス単を見てみると半分くらいは忘れてしまっていたので、単語学習もほぼ最初からという感じでした。
私が使った参考書は以下の通りです。
単語:パス単準1級
過去問:全6回過去問題集(2017年度版、2019年度版、2021年度版)
分野別ターゲット問題集:単語問題、長文、リスニング
英作文:英作文問題完全制覇
パス単だけは2年前に数周していましたが、本格的に勉強を始めたのは、受験申し込みをした8月からでした。
戦略としては、まずは語彙問題対策。25問もあるので、ここで20問以上取ることを目標にする。最初はパス単を何周かしていたけど、つまらなくなって嫌になったので、本番前の1ヶ月くらいは、過去問や分野別問題集で間違えた単語をスプレッドシートに問題文ごとまとめていって隙間時間でそれを眺めるという方法にしました。試験当日もこの表をプリントアウトしたものを持って行って、試験ギリギリまで眺めていました。
それと、一問で配点の高い英作文も重要です。私は参考書やインターネットを参考にして自分でテンプレートを作って、そこだけは暗記しました。そして、完全制覇の参考書をパラパラ眺めつつ、出題されやすいトピックについて主張の根拠となる文章の作り方を勉強しましたが、正直ほとんど時間をかけられず、序論と結論のテンプレートを覚えるのが精一杯でした。
1次試験の結果
こちらが1次試験の成績表です。無事に合格していました。
素点だと、リーディング35/41、リスニング24/29、ライティング12/16でした。
しかし、やはり一番時間がかけられなかった英作文の点数が低かったです。本当に中学生みたいな文章で、文法も間違いがあったと思います。もう一度受けることがあったら、英作文にもっと時間をかけたい。できれば誰かに添削してもらいながら勉強したい。。
一番大事なのは語彙問題と英作文
受験を決めてから、いろんなサイトやYouTubeで勉強法を調べましたが、やはり一番大事なのは語彙問題と英作文だと思います。リーディング、リスニングは、過去問題集で形式に慣れるくらいで大丈夫な気がします。
また、私は数年前から英検に興味を持って過去問題集を買うだけ買っていたので、2017年度版から3冊持っていました。なので、過去問演習は結構やったほうかなと思います。1冊につき6回分の過去問が入っているので、3冊で18回分。2日に1回ペースで解いていました。1冊に絞って繰り返し解いて理解を深めていった方がいいのかもしれませんが、私は飽きやすいので初見の問題をたくさん解く方が向いていました。そして、間違った語彙をスプレッドシートにまとめる、リーディング、リスニングは答えの確認とともに分からなかった単語や文章の意味を確認しました。
また、私は気になった参考書はとりあえず買ってやってみたいタイプなので、分野別ターゲットも単語問題、長文、リスニングの3冊とも買ってやりましたが、正直単語問題の1冊だけでもよかったかなあと思いました。
今回英検準1級の1次試験に1回で合格ができてよかったです。ビジネス英語に特化したTOEICよりも、科学や歴史など題材が幅広く、勉強していて楽しかったです。
二次試験も一発合格だといいなあ。。
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